第1話セドルで乃木・堺雅人にザイールが観念したのはなぜ？今ならわかる「お前がヴィヴァンか」の絶望？彼の家族どこ？乃木、野崎、ジャミーン、アディエルを巻き込むあの爆発の謎を考察。
今回はアル＝ザイール特集です。演じるのはErkhembayar Ganbold・エルヘムバヤル・ガンボルドさんです
え？ザイールって第1話しか出てないよね？どうして？
第5話でアリが別班に追い詰められたのを見た方は、今ならザイールの気持ちが痛いほどわかるのではないかと…。ストーリーが進むほどザイールの見え方が変わってきます。そう思って今回、考察していきます。
ザイールの心の内と決意
ザイールの言葉から透けて見えるのは、彼が直面している難しい状況と心の中の動揺。彼がどれだけの覚悟を持っているのか、その背後にはどのような理由や経緯があるのでしょうか？
彼の「どっちにしろ全員死ぬ。すべてはお前のせいだ」という言葉。
第1話では、正直、何を言っているのか、わからない感じでした。
たしかに。なんだかあわてて自爆する「大あわて者」だったもんね
大あわて者ですか…。
しかし、改めて見つめると、彼の置かれた状況の深刻さと彼自身の心の中の闘いを示していたようです。
背後に隠された事情と課題
彼が何に追われ、何を心配しているのかストーリー上は明確ではありませんが、彼の背後には複雑な事情や未解決の課題が存在する可能性があります。
彼の言葉からは、「ヴィヴァン」から、どんな状況でも守りたいもの、そしてそれのための覚悟が感じられます。
ザイールの抱える重荷
彼が保有している資産や、それを巡る外部からの期待や圧力が彼の背中の重荷となっているかもしれません。特に「家族を守るためにはこうするしかない」という言葉は、彼がどれだけの愛と責任感を持っているのかを示唆しています。
アリが家族を人質にとられ、追い詰められた姿を見た後なら、ザイールの恐怖も、家族への愛情も理解できるのではないでしょうか。
このままでは家族があぶない、と思ったのか、それとも、もう家族が恐怖にさらされていると感じだとのか…。
彼と信仰の結びつき
「神は偉大なり」という言葉から、彼が持つ信仰の深さやその影響力が感じられます。
この信仰が彼の行動や決断に影響を与えている可能性があります。
ザイールの人間像
ザイールは特定の使命や目的を持って行動しているように見えます。だとすれば、彼の全ての選択や発言はその使命を果たすためのものとなるでしょう。
彼が何かを果たすための強い意志や情熱を持っていることが考えられます。
ザイールなりの「正義感」でやったことなのかも
そうなのかなぁ…
守護者としての彼
彼が愛するものや信じる価値観を守る者として描かれる場合、彼の行動はそれらを守るためのものとなります。
そのために、彼は今までも困難に立ち向かってきているのかもしれません。
守るべきものがあるからこそ、ザイールは確固とした信念で行動していたのかも…
あの、ダイヤモンドも…？
ザイールの言葉や行動から、彼の内面や背後にある事情、そして彼が何を大切にしているのか、といった多面的な要素が感じられます。
彼の魅力は、その深さや複雑さにあり、それが彼を単なるキャラクター以上に人間味あふれる存在として描き出しています。
彼の真意や背後にある真実はまだ明らかになっていませんが、それが彼の魅力の一部であることは間違いありません。
アル＝ザイールの全セリフ記録
| 【第1話】※現時点でザイールの出演は第1話のみ。 |
| アマン建設会社のザイール社長と乃木憂助の対面。誤って送金した9000万ドルの返金交渉 |
| ふふふ。何言ってんだ。お前。金なんかない。ないものをどうやって返せと？ |
| 嘘をつけ。 |
| どうせお前ら、分け前欲しさについてきたんだろ？金で釣られる間抜けな警察だ。 |
| ここで発砲。 |
| どうした？ |
| 早く打て。 |
| そうさ。俺が死んだらダイヤは出てこねえ。 |
| お前。 |
| どうやってここを見つけた？ |
| ここまで来たやつはお前が初めてだ。 |
| おい日本人。 |
| お前がヴィヴァンか？ |
| ヴィヴァンだろう？ここまでよくたどり着いた。だが、ここから先は進めない。 |
| 俺の運命と共に、お前も終わる。家族を守るためにはこうするしかない。 |
| ジタバタするな。 |
| 今から逃げても爆風でやられる。俺を撃ってもこのスイッチくらい押せる。 |
| どっちにしろ全員死ぬ。 |
| すべてはお前のせいだ。 |
| 神は偉大なり。 |
まとめ
第５話でアリ（山中崇）が別班によって追い詰められた場面を思い出してください。家族のためにアリが流した涙、表情や絶叫を思い出してください。同じようなことが自分の身にも起こることをザイールは考えたのかもしれません。
だとすると「俺の運命と共に、お前も終わる。家族を守るためにはこうするしかない」というザイールの言葉や覚悟も理解できますね。
第1話でザイールの行動を見たときと、第5話以降、見たときには見え方が変わってきます。丸菱商事の真面目で気弱なビジネスマンに返金をお願いされたとは思ってないんですよね、ザイールは。
冷酷非情な「別班」が自分と家族を追い詰めに来た、と観念したわけです。
ストーリーが進んでから、第1話を観ると…。これも「VIVANT」の楽しみ方ですね。
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