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VIVANTまるよう・まるたいって?ネタバレ|飯沼愛、迫田孝也の正体は?

VIVANT

第4話。犯人捜査で警察用語が頻繁に飛び交っています。飛び交う略語が何を意味しているのか、気になる方も多いかと思います。今回はそんな方々のために公安部とその言葉遣いの特集です。調べてみました。ネタバレ記事です。ご注意ください。

今回は公安部が人を追っかけるシーンばかりでしたね

でも、誰もつかまらないじゃない…どんくさい

この記事でわかること

  • 公安部は警察用語・略語を使っている
  • VIVANTでの「まるよう」容疑者のこと
  • 「まるたい」行動確認対象者のこと
  • 警察用語は無線傍受を防ぐために生まれた
  • 警察用語も時代とともに変わる

公安部と警察用語

公安部は警察の一部門で、テロやスパイ活動、組織犯罪などの重大な治安問題に対処するための組織です。

彼らの仕事は非常に難しく、時には命を賭けた活動が求められることもあります。そのため、彼らは特別な訓練を受け、独自の手法で情報を集め、分析し、対策を講じます。

彼らが使う警察用語ですが、実際の現場でのコミュニケーションをスムーズにするために必要なものです。例えば、「現場確保」「緊急配備」など、一見難解で普段は使わないこれらの言葉は、状況の把握や命令の伝達を迅速に行うための重要な手段なのです。

個々の現場には必要な言葉が生まれるものです

さらに、公安部が使う警察用語には、特定の状況や情報を示す専門的な言葉も含まれています。例えば、「不審人物の動向確認」や「特定目標の追跡」などは、具体的な捜査状況を端的に表現するための言葉です。

なんだかむずかしいなぁ…

これらは警察活動の一端を映し出しています。

無線で飛び交う言葉たちは、事態の緊急性とその対処方法を現場の人々に伝達するための、必要不可欠なコミュニケーション手段なのです。

「まるよう」とは

テレビドラマ「VIVANT」の魅力はその複雑なストーリーテリングと、その裏に流れる現代社会の課題に対する鋭い洞察にあります。とりわけ第4話では警察用語が種類は少ないですが、何度か使われました。

第4話は、太田梨歩(演じるのは飯沼愛)さんの自宅に急行するシーンで幕を開けます。そのときの無線通信の中で、次のような警察用語が使われていました。

まるよう
  • 「こちら第1班、柴田。まるよう太田梨歩、在宅確認とれました」
  • まるよう宅直近の増尾中央公園にて集合後…」
  • 「なお、まるようにあっては逃亡の可能性がある。特段の注意をされたい」

ここでの「まるよう」は「容疑者」を指す警察用語です。「容」の丸囲み文字からくる呼び名です。今回のこの無線の場合、太田梨歩さんのことを指しています。

こうした一見分かりづらい言葉が使われることで、警察の現場のリアルさが描かれています。

しかしこの第4話の衝撃は太田梨歩さんがあの神ハッカー・ブルーウォーカー(blue@walker)だったことが判明するところにあります。

これには警視庁サイバー犯罪対策課の東条翔太(演じる濱田 岳さん)も興奮を隠しきれないほどの驚きを見せていました。彼のその反応は、ブルーウォーカーの技術力に対する尊敬を通り越して、畏怖、信奉するほどの深い敬意を表していると言えるでしょう。

このエピソードは単なるサスペンスドラマの一幕にとどまらず、現代社会に存在するデジタルディバイドという問題を浮き彫りにしています。

太田梨歩さんがブルーウォーカーであるという事実は、一部の技術者が持つ卓越した技術力が、社会の裏側でどのような影響を及ぼすかを示しています。

かわいい女ほど怖いのよ

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※記事の途中ですがお知らせです。飯沼愛さん(太田梨歩)のことがもっと知りたい方はこちらをクリック「飯沼愛・香川県を愛するバスケ副キャプテンなどなど」です。

そして、その一方で東条翔太が示す信奉的な敬意は、技術力への尊敬とともに、そのパワーバランスに対する危惧を示しているのかもしれません。彼自身がサイバー犯罪対策課に所属する警察官でありながら、一部のハッカーが持つ力の前に立ち尽くす彼の姿は、現代社会が直面するテクノロジーと倫理の問題を象徴しているとも解釈できます。

神ハッカーの本当のすごさと恐ろしさがわかるのはハッカーなんでしょうね

以上のような視点から「VIVANT」の第4話を見ると、ただのエンターテイメントとしてだけではなく、現代社会を深く見つめる鏡としての側面も感じ取ることができるでしょう。警察用語、ハッキング、そして社会問題と、「VIVANT」はこれら全てを巧みに絡め取りながら視聴者を物語の世界へと引き込んでいきます。

「まるたい」とは

「まるたい」とは、「被疑者」や「容疑者」、つまり捜査対象者を指す言葉です。「対」の丸囲み文字から生まれた警察用語です。

バルカ共和国から帰国し、捜査に加わった警視庁公安部・外事第4課の新庄浩太郎(竜星 涼さん)は、この「まるたい」を用いて無線通信を公安部とコミュニケーションを行っていました。

まるたい
  • まるたい確認。現在地、尾行を開始します」
  • まるたい、タクシー、とめました」
  • まるたい、タクシー降車」
  • まるたい、下車、大宮で下車」
  • まるたい、乗り換えせずにそのまま北口へ進行中」

第4話での「まるたい」は山本 巧(演じる迫田孝也さん)を指しています。迫田さんの演じる山本は、丸菱商事・エネルギー事業部1課課長という立場にありながら、物語の核心に迫る鍵を握るキャラクターであり、独特な役柄(テント・モニター)として描かれていました。

特に注目すべきは、新庄浩太郎(竜星 涼さん)が鈴木 祥(内野謙太さん)から尾行を引き継いだにもかかわらず、見事に山本に尾行を振り切られるシーンです。

しかし、その尾行を撒いたのは山本ではなく、ついに登場した黒須 駿(別班)を演じる松坂桃李さんによるものでした。

あ、アタックZEROの人だ

いえ、VIVANTでは「別班」です。いよいよ登場です

これにより、「VIVANT」の物語は新たな段階に突入し、謎はさらに深まりました。別班がついに姿を現したことにより、物語のダイナミクスが一変し、視聴者には新たな興奮と期待感が与えられました。

主な「まる~」警察略語一覧(あいうえお順)

テレビドラマや映画で警察の捜査現場を描くシーンでは、しばしば聞き慣れない用語が飛び交います。「まる~」と始まる言葉もその一つ。これらは、警察の無線通信や文書で使われる専門的な略語であり、特定の人物や行動を指す際に使用されます。今回は、主な「まる~」で始まる警察用語を一覧で紹介し、その意味について考察します。

まるうん運転手。追跡対象の車を運転している人物について報告する際に使われます。
まるがい被害者。事件や事故の被害を受けた人物を表現するのに使われます。
※VIVANTでも太田梨歩発見時に「まるがい発見!」って使われていました。
まるさん参考人。事件に関する有益情報を提供する可能性がある人物を指すために使用されます。
まるせい精神異常者。異常な行動を取る人物に対して使われます。
まるそう暴走族。暴走族として知られる特定の集団やそのメンバーを指す際に使用されます。
まるち知能犯。特に複雑な計画を持つ犯罪者や詐欺師などを表すために使われます。
まるひ被疑者。犯罪を疑われている人物に対して用いられます。
まるぼう
まるB
まるG
全て「暴力団関係者」を指します。暴力団員やその関連人物を指す際に使われます。
まるもく目撃者。犯罪目撃者や有益な情報保持の可能性がある人物を指すために使用されます。

あれ?まるちょうは?

マルチョウは牛の小腸です

シマチョウは?

そんなこと公安部で言ったら佐野雄太郎公安部部長(坂東彌十郎さん)に「無駄な口をはさむなっ!」って一喝されますよ

これらの警察用語を理解することで、警察の捜査現場がどのように機能しているのか、また、複雑な犯罪の捜査がどのように行われているのかについて、より深く理解することができます。これらの用語を覚えておけば、テレビドラマや映画での警察の捜査シーンをよりリアルに感じられるでしょう。

こんな略語が生まれた理由

テレビドラマや映画では、警察の捜査シーンで略語や隠語が飛び交います。その用語のひとつである「まる~」は、VIVANTの第4話で印象的に使われました。しかし、これらの略語や隠語はただ単にドラマチックなエフェクトを醸し出すためだけに存在するわけではありません。それぞれには、具体的な背景と理由が存在します。

これらの略語や隠語が誕生した背景には、警察無線を通じた捜査情報の保護という目的があります。犯罪捜査は極めて繊細な作業であり、情報が外部に漏洩することで捜査の進行が阻害される可能性があるからです。

そのため、警察は無線通信を利用して情報を共有する際、一般の人々には理解できないような専門的な言葉を使用しています。これらの言葉は、犯罪の種類や捜査対象者の特徴を短く表現し、同時に重要な情報を保護する役割を果たしています。

しかし、一方でこれらの用語がテレビドラマで頻繁に使用されることには、ある種の矛盾が存在します。それは、これらの用語が広く知られることで、その意図した機能が失われる可能性があるからです。

それでも、ドラマは視聴者に対してリアリティを提供することが求められるため、これらの用語を用いることで捜査現場の真実味を再現しています。

たしかに。テレビドラマで使ってたら全然、隠語にならないよね

また、これらの用語は時代とともに変化しています。新たな犯罪の形態や捜査手法の進化に合わせて、新たな用語が生まれ、古い用語は廃れていくのです。

VIVANTの第5話以降でも、さまざまな警察用語が登場するかもしれません。それは、現実の警察の捜査が日々進化している証拠であり、私たち視聴者にとっても楽しみなポイントのひとつとなります。

まとめ

以上の内容を踏まえると、警察ドラマの中で登場する略語や隠語は、単なる装飾やエンターテインメントではなく、警察の捜査活動における重要な役割を果たしていることが分かります。それらは現場のリアリティを再現し、視聴者に対して現実的な捜査の様子を伝えるために用いられています。

しかし、同時にこれらの用語は、時代と共に進化し続けている現実の警察活動を反映しています。捜査がどのように進化し、それがどのように犯罪捜査に影響を与えているのかを理解するための一つの手がかりとなります。

ドラマの中でこれらの用語に出会った際には、それらが現実の警察の捜査活動の中でどのような役割を果たしているのか、そしてそれが何を表しているのかを理解することで、ドラマの楽しみ方が一層深まることでしょう。次回第5話以降も楽しみですね。

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