こんにちは
「調べてかわら版」
柳林です
今回は作曲家ロッシーニが
美食家として関わったり、
考案したり、影響を与えた
料理を特集しました。
ロッシーニは音楽家として
だけでなく、食通としても
有名でパリ市内でレストランを
経営していたほどです。
- ロッシーニのプロフィール
- ロッシーニと名の付く料理の数々
- トゥルヌド、ロッシーニ – Tournedos Rossini
- アーティチョーク、ロッシーニ風 – Artichokes, Rossini Style
- エビ、ロッシーニ風 – Shrimp, Rossini Style
- カルドン、ロッシーニ風 – Cardoons, Rossini Style
- 子はしばみの実のミネストラ、ロッシーニ風 – Minestra of Sorrel Seeds, Rossini Style
- 仔牛のともくり肉、ロッシーニ風 – Veal with Nuts, Rossini Style
- 舌平目の切り身、ロッシーニ風 – Sole Fillets, Rossini Style
- ロッシーニ風オムレツ – Omelette, Rossini Style
- リゾット、ロッシーニ風 – Risotto, Rossini Style
- ロッシーニ風ハンバーガー – Rossini Style Burger
- ロッシーニ丼 – Rossini Rice Bowl
- ロッシーニは肥満。体重の公式記録なし。
- ロッシーニの死因は心臓発作による突然死
- まとめ
- 付録「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」リンク集
ロッシーニのプロフィール
まずはロッシーニのプロフィールです。
教科書的にはこんな人でした。
出生名 | ジョアキーノ・アントーニオ・ロッシーニ Gioachino Antonio Rossini |
誕生日 | 1792年2月29日 |
出身地 | 教皇領、ボローニャ |
死没 | 1868年11月13日(76歳没) フランス帝国、パリ |
学歴 | ボローニャ音楽学校 |
ジャンル | ロマン派音楽 |
職業 | 作曲家 |
活動期間 | 1810年 – 1836年 |
でも、実はいろいろな顔を
お持ちの魅力的な方です。
この記事では、ロッシーニの
美食家の顔を中心に
まとめていきます。
ロッシーニと名の付く料理の数々
それでは、ロッシーニが関わった
料理(影響を与えた料理も含む)を
見ていきましょう。
※料理の画像は主役の素材を
わかりやすく見せるために
必ずしも正確ではありません。
ご了承ください。
トゥルヌド、ロッシーニ – Tournedos Rossini
ロッシーニと言えばこれ、ですね。まずは定番、いわゆるロッシーニ風ステーキ(トゥルヌド、ロッシーニ)です。調理されたフィレミニョンにフォアグラとトリュフをのせ、マデラワインソースをかけた洗練された料理です。
アーティチョーク、ロッシーニ風 – Artichokes, Rossini Style
アーティチョーク(Artichokes)は、地中海地方原産のキク科の植物で、特に食用とされるのはその花のつぼみ部分です。外側の硬い葉(鱗片)を剥がし、内側の柔らかい部分や底の部分(ボトム)を調理して食べます。アーティチョークは柔らかく調理され、中心にはフォアグラやトリュフを詰めることもあります。
エビ、ロッシーニ風 – Shrimp, Rossini Style
エビ、ロッシーニ風(Shrimp, Rossini Style)は、高級食材を使った豪華な料理で、メインにエビを使用し、トリュフやフォアグラを加えることで、味わいに深みと豊かさをもたらします。エビは柔らかく調理され、リッチなトリュフのスライスやフォアグラの一口を添えて、風味豊かなソースで仕上げられます。
カルドン、ロッシーニ風 – Cardoons, Rossini Style
カルドン(Cardoon)は、主に肉厚な茎を食用とする野菜です。生では非常に苦く、食べる前には下処理が必要です。日本では一般的ではありません。カルドン、ロッシーニ風は、クリーミーなソースで包まれた柔らかいカルドンにトリュフのスライスとフォアグラを加えた料理です。
子はしばみの実のミネストラ、ロッシーニ風 – Minestra of Sorrel Seeds, Rossini Style
子はしばみの実のミネストラ、ロッシーニ風は、柔らかいはしばみの実、濃厚なブロス、トリュフやフォアグラのような豪華な食材を組み合わせた高級スープです。はしばみの実は、新鮮でレモンのような味わいを加え、他の濃厚な成分の味をバランス良くしています。
仔牛のともくり肉、ロッシーニ風 – Veal with Nuts, Rossini Style
仔牛のともくり肉、ロッシーニ風は、柔らかい仔牛のカツレツに様々なナッツを組み合わせた豪華な料理です。仔牛は完璧に調理され、細かく刻んだナッツで作られたリッチでナッティなクラストがトッピングされ、楽しい食感と風味の深みを加えます。
舌平目の切り身、ロッシーニ風 – Sole Fillets, Rossini Style
舌平目の切り身、ロッシーニ風は、繊細な舌平目のフィレにトリュフのスライスと濃厚なソースを贅沢にトッピングした洗練された料理です。細かく刻んだハーブとトリュフのスライスでガーニッシュされ、視覚的にも味覚にも魅力的な体験を提供する、まさにロッシーニスタイルの料理です。
ロッシーニ風オムレツ – Omelette, Rossini Style
ロッシーニ風オムレツは、ふわふわの卵を完璧に泡立て、トリュフのスライス、フォアグラのピース、そしてチーズのひと振りを加え、贅沢な具材を包み込むように優しく折りたたまれます。朝食の定番をロッシーニならではの豪華さとエレガンスのレベルに引き上げます。
リゾット、ロッシーニ風 – Risotto, Rossini Style
リゾット、ロッシーニ風は、クラシックなイタリアンリゾットに豪華なひねりを加えた料理で、クリーミーなアルボリオ米にロッシーニのグルメな好みを融合させています。ロッシーニの料理芸術の豪華さと洗練さを体現した、見た目も美味しい料理となっています。
ロッシーニ風ハンバーガー – Rossini Style Burger
ロッシーニ・ハンバーガーは、クラシックなハンバーガーに豪華なロッシーニスタイルの要素を取り入れたゴージャスなハンバーガーです。日本でも扱っている店がありますね。ジューシーな高品質のビーフパティにフォアグラのスライスと黒トリュフの削りをトッピングし、焼きたてのブリオッシュバンで挟んでいます。
ロッシーニ丼 – Rossini Rice Bowl
日本でのアレンジ料理です。ビーフテンダーロインのより際立つスライス、たっぷりのフォアグラ、豊富なトリュフの削りを上品にトッピングしています。贅沢すぎる丼です。
ロッシーニは肥満。体重の公式記録なし。
いかがでしたか。
ロッシーニ風料理は
他にもいろいろありますが、
どれも贅沢で高カロリーです。
作曲家ロッシーニの体重が
気になりますよね。
ロッシーニは
ふくよかな肥満体型
だったようですが
体重の公式な記録は
見つけられませんでした。
ロッシーニの死因は心臓発作による突然死
これほどの美食家で
贅沢な料理を食べていた
ロッシーニ、お身体の方は
大丈夫だったのでしょうか。
ロッシーニは実は76歳という
当時としては長生きで
死因も病気ではなく、
心臓発作による突然死と
伝えられています。
(何か病気があったのかも
しれませんが…)
1868年にパリで亡くなりました。
美味しいものに囲まれた
幸せな人生だったのでは
ないでしょうか。
まとめ
ということで、今回は
ロッシーニの名前が付いた
「ロッシーニ風」料理を
中心に特集しました。
なんだか画像を
見ているだけで
おなかいっぱいです。
付録「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」リンク集
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