こんにちは
「調べてかわら版」
柳林です
今日は、子供たちに
宇宙のお話をしましょう。
その名も「フェルミのパラドックス」！
中国のSF小説で「三体」という
物語が大ヒットしていて
Netflixでも話題です。
その話の中でも
「フェルミのパラドックス」は
出てきます。
「フェルミのパラドックス」って何？
一緒に楽しく学びましょう。
「三体」（さんたい）は
地球と三体文明の
接触と対立を描いており、
深遠な哲学的テーマや
驚異的なスケールでの科学的な
アイデアが魅力的です。
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フェルミのパラドックスって何？
「フェルミのパラドックス」とは
ある有名な科学者
エンリコ・フェルミさんが
「宇宙には星が
こんなにもたくさんあるのに
どうして宇宙人からの連絡が
ないんだろう？」
と疑問に思ったことから
名付けられた
「なんだかおかしいな？」
っていう話題なんだ。
宇宙ってどれくらい広いの？
宇宙はとっても広くて
私たちの住む地球や太陽系だけでなく
無数の星や惑星があるよ。
宇宙には私たちが
想像もつかないほど
多くの星があり
その中には地球のように
生命が存在できる星も
あるかもしれないんだ。
なぜフェルミは不思議に思ったの？
フェルミは思った。
こんなにたくさんの星があるなら
どこかには地球以外に
生命がいる可能性が高いと考えたんだ。
でも、おかしい…
宇宙人からの連絡がないことが
とっても不思議で。
そこで、この問題が
「フェルミのパラドックス」とされ
どうしてなんだろう？
なぜなんだろう？
…と考えるテーマになったんだ。
宇宙には星がいっぱい！
宇宙にはびっくりするほど
多くの星があって
その中にはさまざまな惑星があるよ。
科学者たちは
地球のような星
つまり、
生命が住める惑星を探しているんだ。
生命が住める星ってどんな星？
生命が住める星には
水があったり
適度な温度だったりする必要がある。
地球はそういう意味では
ぴったり！
生命が育つのに
ちょうどいい条件を持っているよ。
でも、こんなに多くの星があるなら
そんな星って
地球以外にもあるんじゃないの？
でも、なぜ宇宙人からの連絡がないの？
ありそうだよね。
地球以外に、生命が生まれる
星があって
どこかには他の生命
宇宙人がいても
おかしくないはず。
でも、それなら、
なぜ宇宙人は私たちに
連絡してこないのだろう？
どうして？
なぜ？
考え方はいっぱいあるんだけど
その中から、いくつか
紹介するね。
宇宙人はもう連絡を試みたかも？
【考え１】
もしかすると
宇宙人はすでに地球に連絡したんだけど
私たちがそれに気づかなかったのかも
しれないね。
通信方法が私たちの知らない
方法かもしれないし
信号を受け取る技術が
まだ発達していないかもしれないしね。
宇宙はあまりにも広いから？
【考え２】
宇宙はとても広いから
宇宙人がいたとしても
彼らが私たちを見つけるのは
非常に困難かもしれないね。
距離が遠すぎると
通信にも時間がかかりすぎてしまうよ。
宇宙が広すぎて
宇宙人が地球に連絡するには
遠すぎて
だから連絡がないのかも。
宇宙人は私たちを観察しているだけかも？
＜考え３＞
宇宙人がすでに地球を知っていて
私たちをそーっと静かに
観察している可能性もあるよね。
宇宙人は、地球の生命が
どんなふうに進化するのかを
見ているのかもしれないね。
見ているだけだから
連絡がない。
そういう考え方もあるよね。
黒暗森林仮説（こくあんしんりんかせつ）とは？
「フェルミのパラドックス」への
答として、SF小説『三体』の中で
出て来た考え方は、ショックです。
「もし宇宙人が
別の宇宙人がいることを
知ったとしても
話が通じなくてうまくいかない」
…というのが、この考え方のポイントです。
話が通じなくて
仲良くなれないとしたら、
相手が強くなって
攻撃してくるかもしれない
だとしたら、宇宙人は
別の宇宙人を見つけたら
最初は静かにして隠れているけど
もし見つかりそうなら
先に、相手を殺してしまうのでは…
これが黒暗森林仮説（こくあんしんりんかせつ）
黒暗森林理論（こくあんしんりんりろん）と
言われる考え方です。
この考え方は
SF小説「三体Ⅱ 黒暗森林」に登場して
あっという間に
有名になりました。
まとめ
フェルミのパラドックスの
本当の答はわかりません。
ひょっとしたら
この記事を読んでいるみんなが
大きくなったら、本当の答を
見つけるかもしれないね！
「三体」（さんたい）は
地球と三体文明の
接触と対立を描いており、
深遠な哲学的テーマや
驚異的なスケールでの科学的な
アイデアが魅力的です。
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