ブルドッグ鉗子（かんし）とは？名前の由来ドイツ語・発音記号

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2024.09.01

やなぎばやし

こんにちは
「調べてかわら版」
柳林です

ブルドッグ鉗子（かんし）は、
手術用に設計された鉗子です。
主に血管を一時的に閉鎖して
血流を止めるために使用されます。

ブルドッグ鉗子は、
その小さなサイズと
強力な保持力が特徴で、
血管外科や心臓外科の手術で
頻繁に利用されます。

ブルドッグ鉗子という
手術用鉗子についての説明や
ドイツ語、英語、フランス語の発音、
使い方や価格値段などを
特集します。

ブルドッグ鉗子とは？
ブルドッグ鉗子とコッヘル鉗子、ペアン鉗子との違い
ブルドッグ鉗子の発音
1. ブルドッグ鉗子の誕生：1845年ベルリンの外科医J.F.ディーフェンバッハ考案
ブルドッグ鉗子：使用上の注意点
ブルドッグ鉗子の価格・値段
ブルドッグ：日曜劇場「ブラックペアン２」
まとめ
付録：ブラックペアン関連記事

ブルドッグ鉗子とは？

ブルドッグ鉗子（かんし）
（Bulldog kanshi）は、
血管を挟んで一時的に
血流を止めておくために
使用されます。

ブルドッグ鉗子（かんし）
（Bulldog kanshi）は
挟んだ部分を開放して
血流を再開させる必要がある場合に
用いられます。

ブルドッグ鉗子（かんし）
（Bulldog kanshi）は、
細い血管を
しっかり、かつ、やさしく
挟んでおくことが求められる
場面でよく使われます。

ブルドッグ鉗子とコッヘル鉗子、ペアン鉗子との違い

ブルドッグ鉗子（かんし）
（Bulldog kanshi）と
他の鉗子には違いがあります。

ブルドッグ鉗子（かんし）
（Bulldog kanshi）は
血管を一時的に遮断し、
後で血流を再開させたい場面、
例えば血管吻合時などで
使用されることが多いです。

内シャントの造設時などでは、
吻合予定箇所の両サイドに
ブルドッグ鉗子（かんし）
（Bulldog kanshi）をかけ、
血流を止めた状態で吻合を行います。

コッヘル鉗子やペアン鉗子は
圧挫を目的とした鉗子であり、
止血や結紮に使われます。

ブルドッグ鉗子の発音

主な言語でのブルドッグ鉗子の
名称と発音記号です。

日本語: ブルドッグ鉗子 [burudoggu kanshi]
英語: Bulldog clamp [ˈbʊldɔːɡ klæmp]
ドイツ語: Bulldog-Klemme [ˈbʊldɔk ˈklɛmə]
フランス語: Pince bulldog [pɛ̃s bʏldɔg]

名称や発音は言語によって
多少違いますね。

でも「ブルドッグ」という呼称は
共通しています。

「ブルドッグ」と言えば
どこの国の看護師さんも
正しく器械出ししてくれそうですね。

ブルドッグ鉗子の誕生：1845年ベルリンの外科医J.F.ディーフェンバッハ考案

ブルドッグ鉗子（かんし）
（Bulldog kanshi）は
非常に古くから使用されている
器械です。

ブルドッグ鉗子（かんし）
（Bulldog kanshi）は
1845年に開発されたと
されています。

その歴史は他の鉗子
（コッヘル鉗子やペアン鉗子、
モスキート鉗子）よりも古く、
形状や設計も当時から
進化してきました。

ブルドッグ鉗子（かんし）
（Bulldog kanshi）を
最初に考案したのは
ベルリンの外科医
J.F.ディーフェンバッハと
されています。

J.F.ディーフェンバッハの
設計したブルドッグ鉗子は今も
「ディーフェンバッハ型」として
知られています。