こんにちは
「調べてかわら版」
柳林です
カブローン(カブロンcabrón)は
スペイン語のスラング(俗語)で
肯定的には「頭がいい」「やり手」
否定的には侮辱的に「ばかやろう!」
との意味で用いる言葉です。
水曜日のダウンタウン
松本人志扮するプロレスラー
エルチキンライスがこの
「カブローン(カブロンcabrón)」を
使いました。
プロレスラー内藤哲也選手の
「カブローン(カブロンcabrón)」の
使い方も見ていきましょう。
カブローン(カブロンcabrón)の意味
カブローン(カブロンcabrón)の主な意味
「カブローン(カブロンcabrón)」には
「頭がいい」「やり手」という
肯定的な意味もあるのですが、
「ばかやろう!」のような
非常に侮辱的な言葉としても
使われます。
カブローン(カブロンcabrón)のもともとの意味
カブローン(カブロンcabrón)は
元々は「大きな雄ヤギ」という意味です。
大変強くて優秀で
その角が他を突く雄ヤギ。
その様子を肯定的に言えば
「頭がいい」「やり手」
否定的に言えば
「ばかやろう」なんですね。
カブローン(カブロンcabrón)使用上の注意
この言葉は、特に男性同士の間で
よく使われます。
友人同士で冗談めかして使うことも
ありますが、場合によっては
非常に強い敵意を込めて
使用されることも。
使用する際には注意が必要です。
カブローン(カブロンcabrón):水ダウ松本人志(エルチキンライス)の使い方
ダウンタウン松本人志と「カブローン水ダウ」
ダウンタウンの松本人志さんは
水曜日のダウンタウンの企画で
エルチキンライスという
プロレスラーを演じました。
『松本人志がメキシコから
来日した覆面レスラーとして
プロレス会場に現れてもバレない説』
ですね。
エルチキンライス(松本人志)は
「カブローン」と発音します。
エルチキンライスが
「カブローン」と叫ぶことで
正体を知らない観客は
どこからやってきたレスラーか、
想像する状況が生まれます。
正体がダウンタウン松本人志だと
知っている視聴者は
「カブローン」と叫ぶ
松本人志の芸人根性、肉体美
さらに、彼の照れくささがミックスして
たまらなかったですね。
カブロン(カブローンcabrón):内藤哲也(新日本プロレス)の使い方
内藤哲也とカブロン(カブローンcabrón)
内藤哲也選手は新日本プロレスを
代表するカリスマ的な存在です。
内藤選手は「カブロン」と発音します。
内藤選手の「カブロン」は
相手の怒りを誘いつつ
観客を楽しませる二重の効果が
あります。
プロレスラーにとっては
決めゼリフなど
使い勝手の良い言葉ですね。
Tシャツにもcabrón(カブロン)と
書かれています。
カブローン(カブロンcabrón)地域による意味の違い
カブローン(カブロンcabrón)という
言葉はさまざまな地域で使われますが
少しずつニュアンスが違うようです。
メキシコ
メキシコでは、他の地域よりも
侮辱的なニュアンスが強いです。
相手に対する怒りや
不信感を表す際に
よく使われます。
スペイン
スペインでは比較的軽い意味で
使われることが多いです。
冗談の際や驚きを表す際に
用いられます。
プエルトリコ
プエルトリコでは
カブローン(カブロンcabrón)は
かなり日常的に使われます。
友人を呼ぶ際にも
使われたりします。
日常会話でのカブローン(カブロンcabrón)
親しい間での使用例
冗談として
「¡Qué cabrón eres!」(お前、ずるいな!)
驚きを示して
「Ese tío es un cabrón, siempre sabe cómo conseguir lo que quiere」(あいつはやり手だな、いつも何でも手に入れる方法を知ってる)
敵意・侮辱を込めて
「No confío en ese cabrón」(あの裏切り者を信じられない)
まとめ
カブローン(カブロンcabrón)は
スペイン語圏において多様な意味で
使用されるスラングです。
状況によっては
友だちと楽しく使えますし
誤って使うと思わぬトラブルに
発展することもあるようですね。
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