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大阪万博2025遅れ|ゼネコン建設工事代行の理由|スケジュールどうなる?延期の可能性

大阪万博

Aタイプ工事遅れ深刻!ゼネコン工事が始まらず申請もゼロ。危機を訴える文書も出て万博協会は最後の手段「建設代行」まで提案。突貫工事?建設赤字?延期検討?

えー?そんなことになってるの?

この記事でわかること

  • 大阪万博の建設工事は遅れている
  • 建設業界は利益の少ない、煩雑で短納期になる工事を渋っている
  • 万博協会は海外に建設代行の提案をしている
  • 延期はない、と宣言している

大阪・関西万博にはいくつかの課題がありますが、特に目立つのが海外や地域のパビリオン建設の遅れです。パビリオンは各国の魅力を発信する大切なステージで、その進行具合は万博の成功に直結します。参加を表明した国や地域は153もありますが、果たしてすべてのパビリオンが計画通りに完成するのか、今のところはちょっとわからない状況です。

工事の進捗状況:建設許可申請ゼロ

大阪・関西万博では、50ヶ国近くが日本の建設業者と組んでパビリオンを作ろうとしています。ただ、資材の価格上昇や人手不足などの理由で、まだ契約できていない国が多いです。そして、現状では大阪市への建築許可申請がゼロ! 1つも出ていない状況です。

申請すら出ていないというのは深刻です

2023年7月12日の時点でも、大阪市への申請はありません。

なんと、6月末には建設業界に対して「このままでは万博が開催できなくなる」と危機を訴える文書が出されています。

参加国のパビリオンは、自分たちで建設費用を負担する「タイプA」、既に万博協会が建てた建物を利用する「タイプB」、協会が建設し複数の国と地域で共同利用する「タイプC」――の3パターンがあります。

特に深刻なのはタイプAです

大阪・関西万博での海外パビリオン建設の遅れは深刻な状況となっています。2025年の開催に向けて、「タイプA」パビリオンを自分たちで建設する予定の約50カ国や地域の中には、まだ基本計画を提出できていないところもあるという報告が出ています。

工事遅れについての声

大阪・関西万博の海外パビリオン建設は、今、一丸となって進行中です。でも、その裏では色々な意見や心配事が飛び交っています。

大手ゼネコンにしてみれば、大阪万博の工事は、まさにブラック工事!

1 工事の始まるのが遅い。
2 たくさんの作業を短期間でこなさないといけない。
3 建設代行となれば指示伝達が不明瞭。
4 パビリオンは工事が複雑。
5 費用がすべて支払われるのか疑問。
6 突貫工事はスタッフを心身共に追い詰める。

急がされるのは建設業者だもんね。かわいそう

大阪府の吉村洋文知事も「スケジュールがきついのは確か」と認めつつ、国や都市、建設業界と一緒になって準備を加速すると話しています。

この夢洲、急ぐといっても限界があります

工事があまりにも遅れてしまうと、ただでさえアクセスが難しい人工島です。資材を搬入するルートが限られており、さらなる混乱を生みます。日本建設業連合会の宮本洋一会長は記者会見で「本当に(建設が)間に合うのか」と疑問を投げかけ、深刻さを語りました。

海外パビリオンの建設が遅れている理由

海外パビリオン建設が遅れているのは、主に人手不足や建設資材の高騰が原因です。海外の国々や地域が自前でパビリオンを建設しようとしているけど、日本の建設業者と契約が結ばれていません。それがパビリオン申請がなかなか進まない理由です。

自前で全部建設する「Aタイプ」ですね

さらに、このところの世界情勢やコロナの影響で建設資材の値段が上がりっぱなし。
当初の予算では、利益が出ない状況です。

たしかに、コロナ前に決めた予算だと、大赤字になるよね

最後の切り札:建設を代行する

大阪・関西万博の海外パビリオン建設問題に対し、日本国際博覧会協会(万博協会)が解決策を模索しています。それは、パビリオンのデザインを簡素化したり予算を増やしたりすることを対象国に要請し、さらに、建設を代行するという提案を行うというものです。複数の関係者によれば、協会は既に2023年7月7日に各国に対して「建設代行」の提案をしたとのことです。

7月7日、七夕だ。願い事の日だ

この「代行」の案は、あくまでも建設が間に合わない場合の最後の手段で、協会は今後も建設業者の紹介などを続けて行く予定です。この提案は、万博開幕までの時間を最大限に活用し、パビリオン建設を迅速に進めるための策略といえます。

さらに、日本政府も動き始めました

さらに、日本政府も積極的に協力しており、外交ルートを通じて対象国に要請を行い、建設業界にも協力を依頼しています。これにより、問題の早期解決と万博開催に向けた準備を進めていくことが期待されています。

延期の可能性は?:万博の実現への道のり

「万博が開幕日までに参加国のパビリオンが完成しなければ、国際博覧会として成立し得ない」という懸念が出ています。また、ある関西のビジネスリーダーは「厳しい状況ではあるが、国の名誉がかかっているため延期は選択肢ではない」と述べています。

逆に言えば、延期もチラついている、っていうことですよね

それでうまくいくなら余裕をもって延期しても良いのにね、やっぱり2026年にしよう、って

それに対し、万博協会は「延期はしない」と宣言しています。

海外パビリオン建設の遅れを解消するために全力で対策を進めています。政府は外交ルートを通じて参加国に予算増やデザインの簡素化を求めており、万博協会は建設業者の確保を代行すると提案しています。さらに、対象国向けの相談窓口の設置や外国語対応人材の確保などサポート体制も強化しています。大阪市も手をこまねくことなく、仮設建築物の申請から許可までの期間を短縮し、人員も増員して万博開催に向けて対応力を上げています。

まとめ

大阪・関西万博の開催に向けて、パビリオン建設の遅れについての懸念が挙がっています。しかし、日本国際博覧会協会と日本政府は協力して、予算増やデザインの簡素化、建設代行提案などの解決策を模索し、対応力を強化しています。万博の成功は多くの要素が絡み合って成り立つもので、現在の困難を克服するために多方面からの対策が進行中です。努力が実って万博が成功することを願っています。

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