第1話。TBS日曜劇場VIVANTで堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ!が隠れたバルカ式トイレ。4分もドラマでトイレを観るなんて!警察犬から逃げろ!トイレ事情のレポートです。
今日はVIVANTに出てきたトイレの話です。
なんか、すごい視聴率だったんでしょ? わたしは観てないけど…
VIVANTは初回平均世帯視聴率11.5%、視聴層もキッズ、ティーンから、F3層(女性50~60歳)、M3層(男性50~64歳)までTOP! 世界トレンド1位! …というすさまじさ。その番組に出てきたトイレの話を今日はします
日本で一番見られたトイレね…
「VIVANT」の舞台とトイレ
今回は、私たちが普段観ない、あるトイレについての記事を書こうと思います。そのトイレは、テレビドラマ「VIVANT(ヴィヴァン)」で取り上げられた架空の国のトイレです。驚くべきことに、このトイレの使用法がドラマのクライマックスシーンのひとつになっています。
トイレのシーンが4分以上もあったんだって!?
バルカ共和国とモンゴル式
バルカ共和国は架空の国なので、その国のトイレも架空なのですが、このVIVANTに出てくるバルカ共和国の文化や習慣、風景はモンゴルに似ているところがあります。特に、トイレの様子には非常にモンゴル的だと感じる部分があります。
架空の国のトイレですが、モンゴルの昔ながらのトイレがモデルのようです
現代のモンゴルには、近代的な水洗トイレも多数存在しますが、一部ではまだ昔ながらの方法で用を足す場所が見受けられます。
形状はモンゴル式トイレ?
昔ながらのモンゴル式トイレってどんなの?
その昔ながらのトイレは、地面を四角く掘り、2枚の板を両端に渡し、その板の間を穴として、その上にしゃがんで用を足す形状をしています。一部の地方では、更に深い穴を掘り、その穴を木の板で区切ります。これがモンゴルの伝統的なトイレです。
「VIVANT」衝撃的なトイレシーン
VIVANTで出てきたバルカ式トイレも、このタイプのようにも思います。
ただ、今回登場したバルカ式トイレは、個室がいくつもあり、穴も同じ数だけいくつかあり、板の枚数も多い大型トイレでした。穴から下に降りても、空間が広く、大人が3人立って隠れても余裕のある大きさです。
トイレの穴の下の空間がかなり広かったですよね
ただ、穴の下は真っ暗です。追手は懐中電灯でトイレを照らして丹念に探しています。トイレの下まで光が入ってきます。
え? え? トイレの穴の下のドラマ? え?
トイレを使った逃走劇
このバルカ式トイレがクライマックスシーンの中心になった理由は、警察犬から逃げるためでした。嗅覚のするどい警察犬から逃げるには、自分たちのにおいを隠さなければいけない。
そこで、野崎守(阿部寛)が最初に試みようとしたのは、香辛料を使うことでした。家屋の中を物色して香辛料を探していたのですが、見つかりません。バルカ共和国では香辛料がほとんど使われない、ということで結局うまくいきませんでした。そこで、新たな逃走手段として選ばれたのが、このトイレでした。
トイレに隠れて自分たちのにおいを消すの? 消せる?
ふつうに隠れるだけでは消せない、と思ったんでしょうね
おまえら、覚悟はいいか?
阿部寛がとんでもない形相で言います。「おまえら、覚悟はいいか?」いったい何の覚悟かと言うと、トイレの穴から下に降りて隠れ、糞尿を頭にも顔にも塗りたくる覚悟です。
とんでもない覚悟ですね
柚木薫(二階堂ふみ)は抵抗しつつも男2人に引っ張られ、トイレ下に降り、ずっと耐え難い臭気の中で阿部寛、堺雅人が顔に糞尿を塗っていくのを見ます。
やだやだ、そんなドラマ、わたしは観たくない
そして、最後に両脇の男2人から顔に糞尿を無理やり塗られる、という、二階堂ふみ女優生活の中でもまちがいなく1,2位を争う衝撃シーンでした。
やだやだ、塗るのもやだ、塗られるのはもっとやだ
まとめ
ドラマ「VIVANT」では、バルカ共和国のユニークなトイレを通して、馴染みのない文化や習慣を観客に紹介することで、世界の違う一面を描き出しています。
衝撃的なシーンにも関わらず、それは我々の視野を広げ、世界の文化や多様性について考えるきっかけになります。ドラマはエンターテイメントだけでなく、人々が世界の違う一面を理解する機会を提供する重要なメディアだと思います。
VIVANTってトイレのドラマなの?
ちがいます。アーコさん、ぜひVIVANT観てください。
今日のお話を聞いて「観たい」とは全然思わないんだけど…
このブログ内には「全セリフ記録集&考察記事」があります。良かったらどうぞ。↓ です。
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