6歳の息子が先日2時間の「ウクレレ工作教室」に参加。どんな様子だったか、何歳くらいの子供が何人いるのか。子供は楽しめるのか。6歳児の「インタビュー」と体験レポートをお届けします。
6歳の息子が参加しました
6歳児インタビュー!
この記事を書くにあたって既に教室体験後の息子にあらためてインタビューしました
まず、なぜウクレレの工作教室に参加したいと思ったのかを尋ねました。
息子は「ママがウクレレ教室では、工作の仕方を教えてくれると言うんで、おもしろそうと思って申し込みました」とのこと。(なぜか「です・ます調」で息子、一生懸命、答えています)
敬語なんだ。かわいい
ママの影響と、新しいことへの好奇心が彼をこの教室へと導いたようです。
虹色のウクレレを夢見て
教室に行く前から、息子はウクレレのデザインをどんなふうにするか、いろいろと考えていたようです。
「行く前からウクレレの色は「虹色」にしたいと思っていました」(だから、どうして敬語なのよ笑)。
虹色にしたい、なんて、子供の想像力、イメージの世界はおもしろいですね。
しかし、実際の教室の内容については、工作教室って言われたけれど、工作というよりは無地の真っ白いウクレレをもらって、そのウクレレに絵を描く教室だったようです。
彼の中での「工作」のイメージと教室の内容には少しギャップがあったようです。
「楽器が好きです」
そのようなギャップがあったとはいえ、全体としての体験はどうだったのでしょうか。
(教室のイメージが違ったみたいだったけど)「大丈夫でしたか?」との問いに息子は「楽器が好きです」と言っていました。
インタビューとして、つじつまはあってないのですけど(笑)まあ、そんなギャップがあっても、あまり気にならず、ウクレレへの愛情や興味は変わらないものだったようです。
ウクレレ工作教室は、子供たちの創造性を育てる場として、また、音楽への興味を深める初めてのステップとして、とても価値のあるものだと感じました。
我が子の言葉を通して、新しいことにチャレンジする楽しさ、そして何よりも音楽やアートへの純粋な愛情を感じることができました。
では、インタビューはここまでにして、実際にどんな教室だったのか書いていきますね。
6歳児のインタビューかわいい
ウクレレ工作教室の1日
ウクレレ工作教室への参加は、我が家の6歳の息子にとって新しい冒険でした。ここからの記事では、その1日の様子をレポートしていきます。
まず教室の概要です。
教室名 | 特別企画楽器工作塾(ウクレレ) |
主催 | 大東楽器 |
参加日程 | 8月6日(日)11:00-13:00 |
回数 | 1回完結 |
時間割 | 全2時間。イベント(工作)1時間、演奏チャレンジ45分 途中15分間、楽器の絵を乾燥させる時間あり。 |
対象 | 小学生 |
参加費 | ウクレレ6380円(楽器代含む) |
親の参加 | 親もずっといっしょ |
知ったきっかけ | 郵便でDMが来た |
申し込み | 電話をした |
こんなハガキ?の中に載っていました。
初めての冒険への興奮
ウクレレ工作教室の開始時刻は日曜日、昼の11時からでした。13時までの予定です。
少し早く着いたので、楽器店の入っているビルの中(ショッピングセンター)で過ごしながら開始時刻を待ちました。
息子の期待と緊張が交錯する中で、いよいよ教室への入室です。
クラスには6人の生徒たちが来ていました。ドキドキ。新しい体験への第一歩です。教室への興奮と、他の子供たちとの初対面に対する緊張から、この貴重な経験は始まりました。
はじめての人といっしょに何かやるのって大人でも緊張するもんね
先生との出会い
担当の先生は30代の男性でした。笑顔で自己紹介をし、今日の流れについて丁寧に説明してくださいました。
「ウクレレに色を付けて絵を描いてから後で演奏しましょう」という言葉で、みんなの顔に笑顔が広がりました。先生の温かい言葉と親しみやすい態度が、みんなの心をほぐし、教室の雰囲気を一層和やかにしたようです。
他の参加者たちの中でも息子は一番年下で、一番背も低く、初めての体験に少し緊張していましたが、同じ小学校の友達が1人、偶然にいて、少し安心した様子でした。
自分だけの楽器への最初の一筆
真っ白なウクレレとポスカ(ポスターカラーのようなペン)が机の上に置かれています。子供たちの目の前に創造の扉が開かれました。
子供って、こういうお絵描きグッズ、好きですよね
色はピンク、オレンジ、青、みどり、シルバー、ゴールド、紫、白でした。これだけ色があれば何でも描けそうです。
息子は「カラフルにしたかった」そうです。
ウクレレの色は『虹色』にしたいって言ってたもんね
息子はポスカで、下書きなしに直接ウクレレに色を付け始めました。この瞬間、彼の中のアーティストが覚醒しました。
個性の発揮
他の子供たちは動物やキャラクターを描いたのに対して、息子は特定のキャラクターを描かず、さまざまな色を自由に使いました。
そのため、先生が「今、何の絵を描いているの?」と質問した際、他のお友達は「ポケモン」とか、具体的なキャラクターを答えていたのですが、息子は色を使って自由に描いていたため、答えにくそうでした。
しかし、これは彼が他の誰でもない自分だけの道を追求している証でした。
夢中で創造する子供たち
ウクレレ工作教室での体験は、子供たち一人ひとりの個性が色鮮やかに表現された場でした。誰一人同じデザインはありません。
無邪気で自由な心でアートに取り組む子供たちの姿から、いっしょに来ていた親はみんな、我が子の成長と学びの価値を再確認したと思います。
息子の自由な色使いと虹色の夢は、誰にも押し付けられていない彼のオリジナル表現でした。彼が何も見ずに夢中で描いたウクレレは、かっこよく言えば、音楽とアートへの探求だったと思います。
ちょっと親ばか、入ってるよね
おはずかしい。でも、この「調べて」のブログ、基本的には全部ポジティブな方向性なんですけどね
このような工作教室が、子供たちにとって自己表現の場であり、新しい自分を発見する素晴らしい機会であることを、この記事を通して多くの人に伝えたいと思います。子供たちの創造性は、私たち大人にとっても、新しい発見と感動を提供してくれるのです。
親子の共同体験
ウクレレ工作教室は、ただ楽器を学ぶ場所ではありませんでした。そこは子供たちの創造性を引き出すと同時に、親子の絆を深め、共同体験を創り出す場所でもありました。思いがけず。
思いがけず?
時間を忘れる楽しさ
ウクレレに絵を描く時間は40分のはずでした。でも、制限時間を超えても子供たちはずっと描き続けていました。ここから、子供たちの創造に対する情熱と、先生の柔軟な対応がうかがえます。
子供たちが自由に創造する場と時間が提供されることで、彼らの想像力や表現力が豊かになります。先生にしたら、制限時間を超えているので忍耐も必要だったと思いますが、おかげで子供たちの自信を育む大切な要素になったと思います。
初めてのウクレレ演奏
お絵描きが終わった子供に、先生がドレミファソラシドを教えてくれます。と言っても、正しくは、先生から親へドレミファソラシドが教えられ、それを親から子供に教える流れです。なかなか大変ではありますけど、親子のコミュニケーションが豊かになります。
親も、いやおうなくウクレレを弾かされます
柳林さん、不器用なのにね…
音楽教室に親が参加することは、子供の学びを直接サポートする貴重な機会です。家庭での練習のサポートも期待でき、親子の絆を深めるでしょう。
コードの練習と合奏
その後、3つほどコードを教えてもらい、その中からひとつ、担当するコードを決めて、みんなでハッピーバースデートゥーユーを合奏しました。
担当した1つのコードを押さえっぱなしで弾きます
だったら私もできそう
合奏を通じて、協調性も養えますし、成功への喜びなど多くの価値観を学べます。こうした体験が、今後の人間関係やコミュニケーション能力の向上につながるでしょう。
親の合奏とリクエストタイム
その後、親の合奏、子供たちのリクエスト曲を先生が弾く様子など、一体感を感じる場面が多くありました。
どんなリクエスト曲?
鬼滅の刃とか、ドラえもんとか…
音楽が人々をつなげる力強い媒体であることがうかがえます。この教室での共有体験は、親子の関係だけでなく、この教室全体のつながりも強くなったように思います。
そして、楽しい中、ウクレレ工作教室は終了しました。
家庭での楽しみ
教室は終わりましたが、息子がウクレレを持ち帰り、自宅でも楽しんでいる様子からは、音楽の持続的な魅力が感じられます。
こんなケースに入れてお持ち帰りしました。
学ぶ場所がウクレレ工作教室の部屋だけではなく、家庭へと広がることで音楽との絆が深まります。親子での共有が継続的な興味を生む原動力となっているでしょう。
楽しかったんだね。ちゃんと心に残るんだ
今でも息子、ときどきコードを確認して弾いています
まとめ
ウクレレ工作教室は、単なる教室を超えた価値を提供しています。創造性、親子の絆、共同体験など、音楽教育の多面的な効果が現れています。
おもしろそう
ぜひ!おすすめです
このウクレレ工作教室が、音楽と共に人々の心を豊かにし、親子、コミュニティ全体に愛と楽しみをもたらしてくれることでしょう。特に、物を作ることや絵を描くことが大好きな子供たちにはおすすめです。
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