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大阪万博三菱未来館パビリオン|解体までデザイン|来場者は地下からマザーシップ建築へ

大阪万博

ちょっとほっとする話題を。2023年7月6日三菱未来館の地鎮祭が行なわれました。工事スタートです!三菱グループは歴代の博覧会でも人気パビリオンを披露しており、抜群の安心感です。

この記事でわかること

  • 大阪万博2025・三菱未来館はマザーシップ建築
  • 地鎮式が行われた
  • 解体までトータルデザイン
  • 三菱未来館は万博の常連。期待大

大阪万博2025:三菱未来館の詳細

まずは、今回の大阪万博2025での三菱未来館の詳細です。どんなパビリオンを目指しているのでしょうか。

建築設計コンセプト「いのち輝く地球を未来に繋ぐ」
基本コンセプト「生命・地球・人間のつながり」
設計デザイン地下空間から2階建ての「マザーシップ」に乗り込むかたち
建築設計担当株式会社三菱地所設計の三菱未来館プロジェクトチーム
展示・体験内容検討中

生命、地球、人間を見つめたパビリオンになるようです。

デザインとしては、長方形・ひし形・楕円といった幾何学的な図形を、それぞれ人間・地球・生命に見立てて、そこに生まれるつながり・ 重なりから、 多くの“生命”を育む“地球”、その“地球”とともに生きる“人間”の、支え合う関係性を表現しています。とっても深いテーマですね。

おもしろいのがいいな…

図形を組み合わせるのはシンプルだけど力強い、という魅力をねらっているようです。見る場所によって違う印象を与えるおもしろさもあるとか。どんなデザインになるんでしょうね。

完成が待ち遠しいです。

三菱未来館の地鎮式

2023年7月6日に三菱グループのパビリオン「三菱未来館」の地鎮式が執り行われました。

これ、実は民間東ゾーンで最初の地鎮式です。いよいよ工事が始まる、って感じです。

地鎮式ってなに?

建設工事を行う時に、その土地の神様を守っている氏神様から土地を使う許可をもらい、工事中の安全を祈願する式です。三菱未来館に続いて、さまざまなパビリオンの地鎮式が行われる予定です。

地鎮式は、工事関係者の安全を祈るものですね

建設工事中の事故が起きないように祈って願います。

建設中に事故が起きると、人の命が奪われたり、負傷者が出たりして、もう「成功とは言えない」深刻な状況になってしまいますので。

とにかく安全第一。何事もなく建設が進みますように、っていう思いを込めて現代でもよく行われています。

地鎮式をしないと、どうなるの?

今の時代ですからいろいろな考え方もあるでしょうけど、もし、地鎮式をしなくて何か事故が起きたら…って考えるとやった方が良い、と思う人も多いでしょうね。

ふーん、どうして7月6日にやったの? 七夕の前日だから?

七夕は関係ないんじゃないかな…。

地鎮式は六曜の吉日「大安、友引、先勝」の午前中にした方がよいとされています。7月6日は大安でしたので、良い日どりでした。

大安吉日かぁ。宝くじ売り場によく書いてありますよね

……。でも、工事が順調にスタートしているニュースはほっとしますね

大阪万博の工事って全部、遅れているのかと思ってた…

建設から解体までサステイナブル

三菱未来館は建設から解体までの過程をトータルにデザインするサステイナブルなパビリオンを目指しています。

解体まで…? 解体したらデザインも何もないような…

いえいえ。建設はもちろんですけど、持続可能な社会を目指して、解体したあとの資材の用途まで考えてどうするか検討しているということです。

どういうこと?

資源を循環的に再利用したり、転用することを重視しています。要は、ただの使い捨てパビリオンにしない、ということです。

掘った土も敷地内で循環利用するらしいですよ

まとめ

三菱未来館は、これまでの数々の万博で素晴らしいパビリオンを展開しています。実績ある企業グループのひとつです。大阪万博1970、沖縄海洋博、つくば科学万博、愛・地球博でもすてきな時間を提供してくれました。そういう意味でパビリオンへの信頼感・安心があります。

親・子・孫の三世代で語り継がれる設計を目指しています。「地球の未来」や「いのちのすばらしさ」「後に続く世代への想い」を新たにできる、まさに未来を体感できるパビリオンになると良いですね。続報を楽しみに待ちましょう。

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