こんにちは、柳林です
この記事ではISAという
国際機関について
特集しています。
ISAって
聞いたこと、ありますか?
正式には
International Solar Alliance
太陽に関する国際的な同盟
…と言います。
この記事は
そんなISAを特集します。
ISA(太陽に関する国際的な同盟)の概要
ISAを立ち上げたのは
インド、
そして、フランスです。
2015年11月、
第21回気候変動枠組条約締約国会議
(COP21)の開催期間中に,
国際社会における太陽エネルギーの
急速かつ大幅な利用拡大を目的に,
太陽に由来する資源が豊かな国の間での
協力のプラットフォームとして
インド政府がフランス政府と共に
立ち上げた国際機関です。
事務局はハリヤナ州(インド)に
あります。
ISA(太陽に関する国際的な同盟)の加盟国一覧
2019年8月1日現在、
計75か国が枠組協定に署名していますが、
下記・注意事項にあるように
加盟条件の関係で外務省サイトには
以下の54か国が掲載されています。
ISA(太陽に関する国際的な同盟)の加盟54か国一覧
加盟国 |
---|
豪州 |
バングラデシュ |
ベナン |
ブルキナファソ |
ブルンジ |
カーボヴェルデ |
チャド |
コモロ |
コートジボワール |
キューバ |
コンゴ民主共和国 |
ジブチ |
ドミニカ国 |
エジプト |
赤道ギニア |
エチオピア |
フィジー |
フランス |
ガボン |
ガーナ |
グレナダ |
ギニア |
ガイアナ |
インド |
日本 |
キリバス |
マダガスカル |
マラウイ |
マリ |
モーリシャス |
ミャンマー |
ナミビア |
ナウル |
オランダ |
ニジェール |
パプアニューギニア |
ペルー |
ルワンダ |
サントメ・プリンシペ |
セネガル |
セーシェル |
ソマリア |
南スーダン |
スリランカ |
スーダン |
スリナム |
トーゴ |
トンガ |
ツバル |
ウガンダ |
アラブ首長国連邦 |
英国 |
バヌアツ |
ベネズエラ |
(注意事項)現在,ISAの加盟要件は,南北回帰線内に国土の全部又は一部があり,国連加盟国であること(枠組協定第7条1)に限られている(南北回帰線内に国土を有していない国連加盟国は,パートナー国として参加可能(枠組協定第7条2))。しかし,2018年10月の第1回総会で地理的制限を撤廃し,全ての国連加盟国に加盟資格を認める旨の協定改正案が採択された。改正は,加盟国の3分の2の受諾により発効する(枠組協定第11条2)。なお,総会は,加盟申請中の国や,ISAの利益・目的に寄与する機関等にオブザーバー資格を付与することができる。
ISA(太陽に関する国際的な同盟)の目標
ISA(太陽に関する国際的な同盟)の
目標は、2030年までに、
赤道から南北2,600km圏内の熱帯地方で
世界全体で1,000GWの太陽光発電設備を
導入することです。
そのため、当初は加盟対象国を
赤道付近の国に限定していました。
しかし、2021年1月から
地理的条件が撤廃され、
加盟国が一気に拡大しています。
熱帯以外の国々には、
該当エリアでの太陽光発電導入の
財政支援や技術支援が期待されています。
日本はISA受託書を2018年東京でインド政府に
2018年10月29日、日本は
東京でインド政府に加盟を寄託しました。
この協定は、日本については
2018年11月28日から効力が
生じています。
日本は、世界の脱炭素化への貢献と
日本の技術やイノベーションについて
発信するためにISAの活動に
取り組んでいく考えだそうです。
ISA(太陽に関する国際的な同盟)は大阪万博に参加
2021年2月9日、
ISA(太陽に関する国際的な同盟)から
大阪・関西万博への
公式な参加表明がありました。
いったいどのような展示が
見られるのでしょうね。
太陽を利用した資源利用に関する
展示とか情報提供が
されるのかと思います。
まとめ
さて、今回はISAという
あまり聞きなれない国際機関に
ついて特集しました。
太陽に関する国際的な同盟
International Solar Alliance
今後はいろいろなニュースで
聞くようになっていくことでしょう。
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